セルフケア
【慢性的な肩こり・肩の重だるさ】慢性的な肩こりが辛い方に、肩甲骨の動きを取り戻すセルフケア

「朝起きた瞬間から肩に重石が乗っているように重だるい」「自分で揉んだり叩いたりしても、奥のコリが取れない」とお悩みではありませんか?
この慢性的な肩こりは、肩の表面の筋肉(僧帽筋など)が疲労しているだけでなく、肩甲骨が背中に張り付いたまま動かなくなっていることが大きな原因です。
肩甲骨は、腕や首、背中の筋肉が集まる中継地点のような場所です。 ここが固まってしまうと、いくら肩の上を揉んでもすぐに重だるさが戻ってしまいます。
今回は、固まった肩甲骨を解放し、慢性的な肩の重さをスッキリ和らげるためのセルフケアをご紹介します。
なぜ「肩こり」は揉んでもすぐに戻ってしまうのか?
肩の筋肉は、約5kgもある頭と、左右で約8kgある両腕を常に支え続けています。
巻き肩・猫背による「肩甲骨の外開き固定」: デスクワークで腕を前に出す姿勢が続くと、肩甲骨が外側に開いたまま固まります。すると、首から肩にかけての筋肉が常にピンと引き伸ばされ、血流が低下してしまいます。
肩甲骨の可動域低下: 肩甲骨が肋骨の上に張り付くように固まると、腕を動かしても肩甲骨が連動しなくなり、肩の上の特定の部分だけに負担が集中します。
脇の下や胸の緊張: 肩の後ろ側だけでなく、胸の筋肉(大胸筋・小胸筋)や脇の下の緊張が強まることで、肩を後ろに引きにくくなります。
表面を揉むだけではなく、「肩甲骨をガチガチな状態から引き剥がし、動きを出してあげる」ことが大切です。
肩甲骨をゆるめる3つのセルフケア
1. 肘回しセルフケア
両手の指先をそれぞれの肩に軽く触れます。そのまま肘で大きく円を描くように、前から後ろへゆっくり10回回しましょう。肘が後ろにいく時に左右の肩甲骨をギュッと寄せるのがポイントです。
2. 脇の下のリリース
反対の手で、脇の下の後ろ側の肉(肩甲骨の外側のフチ)を親指と残りの指で優しくつまみます。つまんだまま腕を小さく前後にゆらゆら揺らすことで、肩甲骨の動きを止めている筋肉の緊張を緩和します。
3. 胸開きストレッチ
壁の横に立ち、壁側の肘を90度に曲げて壁につけます。そのまま体を反対側に少し捻ることで、胸の前側(小胸筋)を20秒伸ばします。 巻き肩がリセットされ、肩の位置が自然と後ろに戻ります。
背骨と骨盤から整えて、肩こりと無縁の身体へ
セルフケアで肩甲骨を動かすことで日常の重だるさは軽くなりますが、「毎日肩が重くて仕事に集中できない」「肩こりがひどくなると頭痛や吐き気までしてくる」という場合、土台である骨盤の傾きや背骨(胸椎)のカーブが崩れ、姿勢全体で肩に負担をかけ続けている可能性があります。
当院では、肩のコリ部分をほぐすだけでなく、肩甲骨の可動域や背骨・骨盤の連動性をトータルで検査し、肩に負担がかからない姿勢づくりをサポートしています。
慢性的な肩こりや肩の重だるさでお困りの方は、ぜひお気軽に当院までご相談ください。
