セルフケア
【背中の慢性コリ・背骨の脇の重さ】背中がガチガチの方に、背骨の可動域を取り戻す整え方

「背骨のすぐ脇が常にズーンと重だるい」「背中がカチコチで、自分で揉もうとしても届かない」とお悩みではありませんか?
背中の中央(肩甲骨の間から腰の上にかけて)の慢性的なコリは、単なる筋肉疲労だけでなく、デスクワークによる背骨(胸椎)の可動域低下や姿勢の崩れが大きく関係しています。
背中には自律神経の太い通り道や呼吸に関わる筋肉が集まっているため、コリを放置すると慢性的な倦怠感や浅い呼吸、頭痛にも繋がってしまいます。
今回は、固まった背中のコリを解消し、背骨のしなやかさを取り戻すセルフケアをご紹介します。 なぜ「背骨の脇」ばかりがカチコチに固まるのか?
背骨の両脇には「脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)」という、体を直立に保つための大きな筋肉が走っています。
猫背による背中の引っ張り: パソコン作業やスマホ閲覧で頭が前に出ると、約5kgある頭を支えるために背中の筋肉が常に引き伸ばされたまま緊張し続けます。
背骨(胸椎)の可動域低下: 通常、背骨はしなやかに回旋(ねじる)・屈伸(曲げ伸ばし)しますが、姿勢が固まることで胸椎の関節自体が固まり、周囲の筋肉への血流が低下します。
肋骨の動きの制限: 背中のコリは肋骨の動きを狭め、呼吸を浅くします。 浅い呼吸はさらに自律神経を緊張させ、背中を硬くするという悪循環を生み出します。
背骨や脇の固さを整える3つのセルフケア
1. タオルによる「背骨の固さリセット」
フェイスタオルを固く丸めて棒状にし、床に置きます。その上に背骨が当たるように仰向けで寝転がり、両手を広げて胸を開きましょう(1分間)。丸まっていた胸椎が自然と伸び、背骨の脇の緊張がスーッとほぐれます。
2. 「胸椎のひねり」背骨のねじれストレッチ
横向きに寝て両膝を曲げます。 上の腕を大きく後ろへ開き、視線も腕に合わせて胸と背中を大きくねじりましょう(左右各5回)。背骨の回旋運動が促され、背中への負担が低下します。
3. 深い呼吸に切り替える呼吸法
背中のコリは「お腹側(みぞおち)」の固さとも裏表の関係にあります。 みぞおちに指の腹を優しく当て、息を吐きながら背中を軽く丸めます。 お腹側が緩むことで、背中側の張りが和らぎます。
背骨のしなやかさを取り戻し、背中から軽やかな身体へ
セルフケアで背中を伸ばすことで一時的な重だるさは軽くなりますが、「毎日のように背中が張って辛い」「背中が固すぎて深く息が吸えない」という場合、背骨の関節(胸椎)ひとつひとつの動きがロックされていたり、骨盤の傾きによる歪みが定着している可能性があります。
当院では、背骨の歪みや関節の可動域を細かくチェックし、背中に負担をかけない美しくしなやかな姿勢づくりをサポートしています。
慢性的な背中のコリや重だるさでお困りの方は、ぜひお気軽に当院までご相談ください。
